昨年デビューを果たし、多くの人を魅了した「アズマ編み機」を使用したヴィンテージライクなスウェット。
今季もまもなく待望の展開スタートとなります!
今回はこのシリーズの最大の魅力であり、特徴的な「針抜きリブ」の仕様を中心に徹底解説していきます。
知れば知るほど愛着が深まる逸品、ぜひ最後までお付き合いください。
そもそも「針抜きリブ」とは?
「針抜きリブ」とは、編み機の針をあらかじめ等間隔で抜いて編み立てることで、独特のストライプ模様と優れた伸縮性を生み出す編み組織のこと。
940〜50年代のヴィンテージスウェットに多く見られる仕様で、今なおヴィンテージラバーから絶大な人気を誇るディテールのひとつです。
- 立体感あふれる陰影:通常のリブに比べて凹凸がハッキリと出るため、着た時にクラシカルで深みのある表情を演出。
- ソフトなフィット感: 締め付け感が強すぎず、横方向に程よくしなやかに伸びるため、ストレスフリーな抜群の着心地を実現。

デザインではなく「機能美」から生まれた歴史
では、この「針抜きリブ」はどのようにして誕生したのでしょうか?
明確な起源こそ諸説ありますが、1930〜40年代にアメリカ軍のトレーニングウェアや労働者の作業着として採用されたことで急速に普及したと言われています。
激しい運動やハードな作業に耐えうる「しなやかな伸縮性」が求められた当時、あえて針を抜くことで横方向への伸縮率を高め、ソフトなフィット感と動きやすさを同時に実現しました。
針抜きリブは単なる飾り(デザイン)として生まれたのではなく、資材の節約や機能性を極限まで追求した結果として誕生したディテールなのです。

旧式編み機「アズマ編み」が魅せる極上の風合い
そして、この贅沢なボディを編み立てるのが、希少な旧式の編み機「アズマ編み機」です。
カットソーの世界的聖地・和歌山県で多く活躍していたこの機械は、日本の高度経済成長期である1970年代初頭に活躍しました。
しかし、時代の流れとともに「大量生産・効率重視」の高速編み機へと主役の座を譲り、今では吊り編み機や小寸編み機と並んで現存数が極めて少ない幻の機械となっています。
ゆっくりと時間をかけて編み上げられた生地は、現代の効率重視の編み機では絶対に表現できない「ふっくらとした柔らかさ」と、手仕事のような「ぬくもり」をしっかりと宿しています。


まもなく入荷!最新作をお楽しみに
無骨なミリタリーの機能美「針抜きリブ」と、職人の街・和歌山で守り継がれてきた「アズマ編み」。
BARNS OUTFITTERSのアイデンティティである妥協なきクラフトマンシップが凝縮されたこのシリーズは袖を通した瞬間にその違いを感じていただけるはずです。
今季の新作は、まもなくの入荷を予定しております。
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