【今さら聞けない】Tシャツ選びが楽しくなる「オンス(oz)」の話

長年にわたり、春夏はTシャツ、秋冬はスウェットといったカットソーを中心にモノ作りを続けているBARNS OUTFITTERS。
特にタフでヘビーウェイトなアイテムを数多く展開しているからこそ、改めて皆さまと共有したいのが「オンス(oz)」についてのお話です。
メンズファッションにおいて、生地のタフさを測る基準としてよく耳にする「オンス」。
「なんとなく知っているけれど、実はよく分からない……」という方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなオンスの秘密を分かりやすく紐解いていきます。


なぜ、Tシャツは「オンス」で表記するの?

Tシャツの起源には諸説ありますが、ヨーロッパからアメリカへ伝わり、民間の「肌着(アンダーウェア)」として定着したことで、アメリカ全土、そして世界中へと広がっていったと言われています。
私たち日本人が日常で使う重さの単位は「グラム(g)」ですが、Tシャツの本場であるアメリカでは、長さはヤード、重さはポンドを基準とする「ヤード・ポンド法」が使われています。オンスは、このポンドのなかに含まれる重さの単位。
つまり、アメリカ生まれのカルチャーであるTシャツのスペックを表すために、今でも「オンス」という単位が使われ続けているのです。


知っておきたい真実:「オンス=厚さ」ではない?

ここで、多くの方が誤解しがちなポイントがあります。 ジーンズやTシャツでよく使われる「オンス」は、一般的に生地の“厚さ”の指標と思われがちですが、本来は「重さ」の単位です。
具体的には、1平方ヤード(約91cm四方/0.836平方メートル)あたりの生地の重さを示しています(※1オンス=約28.35g)。
そのため、単純に「オンスの数値が高いから、絶対に分厚い」とは言い切れないのが面白いところです。

  • オンスが高くても薄手?: 細い糸を使って、限界までガッチリと高密度に編み立てた生地は、糸がたくさん使われているため「オンス(重さ)」は高くなりますが、見た目や着心地はスマートで引き締まって感じられます。
  • オンスが低くても厚手? :逆に、空気を多く含んだ太い糸でふんわりと編んだ生地は、密度が低いため「オンス(重さ)」は低くなりますが、ボリュームがあって肉厚に感じられます。

このようにオンスはあくまで「重さの指標」であり、数値が低いからといって低品質やペラペラというわけではありません。
着心地の好みや、季節、用途に合わせて選ぶのがスマートな服選びのコツです。


オンスで変わる生地感の目安

一般的なTシャツを選ぶ時にざっくりとした目安を作成しました。

  • 3〜4 オンス(ライトウェイト): 薄手で軽く、インナーに最適。白などの淡色は、やや透け感が気になる場合があります。
  • 5〜6 オンス(スタンダードウェイト): 厚すぎず薄すぎない、最も一般的な生地感。日本の真夏、35℃を超えるような猛暑日には、これくらいの厚みが一番快適に過ごせることもあります。
  • 7〜 オンス(ヘビーウェイト): 肉厚でガシッとした、頑丈な生地感。ワークウェアや1枚で主役を張るアメカジTシャツに多く、圧倒的なタフさが魅力です。

BARNS OUTFITTERSのカットソーは?

BARNS OUTFITTERSの商品は、あえて具体的な「〇〇オンス」という表記を行っていません。
これは編み機や糸の組み合わせによる「独特の質感や風合い」を大切にしていることやオンス表記にとらわれてほしくないという思いからです。
ですが、基本的にはラインナップのほとんどのアイテムが、世に言う「ヘビーウェイト」の基準を満たす、タフで男らしい仕上がりになっています。




今回のオンスのお話、皆さまが思っている通りの内容でしたか?

今後もこうした、知っていると洋服選びがもっと楽しくなる豆知識を時々ご紹介していければと思っています。
「このディテールについて知りたい!」「あの素材って何?」といったリクエストがございましたら、ぜひお問い合わせからご意見いただけますと幸いです。

それでは次回もお楽しみに!


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